義歯・入れ歯|夙川の歯医者 西宮夙川ひかる歯科クリニック

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義歯・入れ歯

入れ歯治療とは

入れ歯治療とは

取り外し可能な義歯を口の中に装着することで、食事や会話の機能を回復させ、見た目を改善します。部分的に歯がない場合は「部分入れ歯」、全ての歯がない場合は「総入れ歯」など、患者さまのお口の状態に合わせて作製します。
いずれも保険診療と自費診療のものがあり、自費診療のものであればしっかり噛めて見た目も美しく、違和感がほとんどないため、快適に過ごせます。

自費診療の入れ歯をいきなりご提案することはございません 自費診療の入れ歯をいきなりご提案することはございません

当院では、まず患者さまのお口の状態やご要望を丁寧に伺い、保険診療の入れ歯を含め、さまざまな選択肢をご提示します。それぞれのメリット・デメリットをしっかりご説明し、ご納得いただいたうえで、適切な治療法をご一緒に見つけていきます。疑問や不安な点があれば、何でもお気軽にご相談ください。
いきなり自費診療の入れ歯をおすすめすることはありませんので、ご安心ください。

自費診療の入れ歯をいきなりご提案することはございません

当院の入れ歯治療の特長

Point 01
丁寧なカウンセリング

丁寧なカウンセリング

患者さまのお悩みやご要望を丁寧にヒアリングすることを大切に、お口の状態や生活スタイルに合った入れ歯治療をご提案します。不安や疑問をしっかり解消したうえで治療を受けていただけるよう、じっくりと時間をかけてカウンセリングを行ないますので、ご安心ください。

Point 02
さまざまな素材や技術の活用

さまざまな素材や
技術の活用

「目立たない」「快適」「痛くない」など、入れ歯に対する患者さまのご要望はさまざまです。それらを実現するためデジタルスキャナーなどの先進技術を導入し、保険診療・自費診療にかかわらず、多岐にわたる素材のなかから、一人ひとりに適切な入れ歯をご提供しています。

Point 03
審美性にも配慮した自然な仕上がり

審美性にも配慮した
自然な仕上がり

外れにくくしっかり噛めるという機能性はもちろん、審美性にもこだわっています。自費診療であれば、人工歯の色や形を周囲の歯と調和させてお口の中になじむようにしたり、クラスプ(金属バネ)のない入れ歯も作製できるので、口元を気にせず自然な笑顔を見せられます。

入れ歯の種類

入れ歯には、最低限の条件で費用を抑えられる「保険診療」と、機能性や審美性を追求できる「自費診療」があります。それぞれ使用できる素材や作製法に違いがあるため、患者さまに合わせて、適切なものをご提案します。

保険診療

レジン床義歯

レジン床義歯

歯肉に見立てたピンク色の部分がレジン(プラスチック)でできている、保険適用の一般的な入れ歯です。費用を抑えて治療を受けられる点が大きなメリットですが、強度を保つためにある程度の厚みが必要となるため、装着時に多少の違和感を覚えることがあります。また、クラスプ(金属バネ)が目立つことや、自費診療の入れ歯に比べて耐久性や審美性が劣ることもあります。

部分入れ歯

部分入れ歯

一部の歯を失った場合、その部分を補うための部分的な入れ歯です。人工歯と歯肉部分がレジンでできており、残っている歯にクラスプをかけて固定します。
費用を抑えられる点が最大のメリットですが、クラスプが目立つことや、レジンの厚みによる違和感、耐久性の面で自費診療の入れ歯に劣ることがあります。しかし、機能性や審美性の回復には充分役立ちます。

自費診療

ノンクラスプデンチャー

ノンクラスプデンチャー

クラスプのない部分入れ歯です。床(しょう:土台)が歯肉に近い色の特殊な樹脂で作られているため、口をあけても入れ歯と気づかれにくく、審美性に優れています。柔軟性のある素材を使っているため、装着時の違和感が少なく、残っている歯への負担も軽減できます。金属アレルギーを発症しない点もメリットです。
目立たない入れ歯を希望される方や、金属アレルギーをおもちの方におすすめです。

マグネットデンチャー

マグネットデンチャー

残っている歯の根に磁性金属を埋め込み、入れ歯側に超小型磁石を組み込んで吸着させる入れ歯です。クラスプを使わないため、見た目が自然で着脱もたいへん簡単です。
磁力でしっかりと固定されるため、咀嚼(そしゃく)時や会話中に入れ歯が外れにくく、安定性に優れています。残っている歯への負担が少なく、それらの歯を保護する効果もあります。金属アレルギーの方も安心して使用できます。

シリコンデンチャー

シリコンデンチャー

床の裏打ち部分に生体用シリコンを加工した特殊な入れ歯です。シリコンが歯肉に吸着することで、従来の入れ歯に比べて格段に外れにくく、安定性が向上します。
クッション性があるため、歯肉への負担や痛みが軽減され、硬いものを噛んだときの衝撃も和らぎます。ご自身の歯のような感覚で食事を楽しみたい方、入れ歯の痛みに悩まされている方におすすめの、快適な入れ歯です。

金属床

金属床

床が金属で作られた入れ歯です。保険診療のレジン床義歯に比べて薄く作製できるため、装着時の違和感が少なく、お口の中が広く感じられます。また、金属は熱伝導性に優れているため、食べ物の温かさや冷たさが伝わりやすく、より自然に近い感覚で食事を楽しめます。
強度や耐久性にも優れているため、長期間の使用に適しています。薄くても丈夫なので、快適さと機能性を求める方におすすめです。

治療の流れ

入れ歯治療は、患者さまのお口の状態やご要望によって流れが異なりますが、一般的な治療の流れは下記のようになります。

カウンセリング・精密検査
Step 01

カウンセリング・精密検査

患者さまのお口に関するお悩みやご要望などを詳しくお伺いします。
レントゲン撮影、型取り、噛み合わせの確認など精密な検査を行ない、お口の状態を正確に把握します。現在使用中の入れ歯がある場合は、その調整も行ない、問題点を洗い出します。

治療計画のご提案・ご説明
Step 02

治療計画のご提案・ご説明

検査結果をもとに、患者さまに適した入れ歯の種類(保険診療・自費診療)や素材、治療期間・費用など、複数の選択肢をご提示します。
それぞれのメリット・デメリットを丁寧にご説明し、患者さまにご理解・ご納得いただいたうえで、治療計画を決定します。

基礎治療(必要な場合)
Step 03

基礎治療(必要な場合)

虫歯や歯周病など、入れ歯の作製に影響するお口の病気がある場合は、入れ歯治療に先立ってそれらの治療を行ないます。

型取り・噛み合わせの記録
Step 04

型取り・噛み合わせの記録

より精密な入れ歯を作るために、型取りを行ないます。場合によっては、より精度の高い型取りをするための専用トレーを作製することもあります。
咬合床(こうごうしょう)とよばれる装置などを使って、上下の歯の噛み合わせの位置を正確に記録します。

試適(してき)
Step 05

試適(してき)

歯科技工士が作製した入れ歯を実際にお口に入れていただき、噛み合わせや見た目、違和感がないかなどを確認します。必要に応じて調整します。

入れ歯の製作・完成
Step 06

入れ歯の製作・完成

試適で得られた情報をもとに、最終的な入れ歯を作製します。

装着・調整
Step 07

装着・調整

完成した入れ歯を装着し、実際に噛んでみて、痛みや違和感がないかを確認します。
必要に応じて微調整を繰り返し行ない、お口になじむように調整していきます。初めは異物感があることがほとんどですが、徐々に慣れていきます。

メンテナンス
Step 08

メンテナンス

入れ歯を快適に長く使っていただくために、正しいお手入れ方法の指導や、定期的な検診を行ないます。入れ歯の適合状態や、残っている歯や歯肉の健康状態をチェックし、必要に応じて調整やクリーニングを行ないます。
これらのステップを経て、患者さまに快適で機能的な入れ歯をご提供し、豊かな食生活と笑顔を取り戻すためのお手伝いをいたします。

●治療における注意点

○入れ歯の作製・使用

・内容によっては自費(保険適用外)となり、保険診療よりも高額になります。詳細は歯科医師にご確認ください。
・入れ歯を固定するため、患者さまの同意を得てから残存歯を削ったり抜歯したりすることがあります。
・使用直後は、口腔内になじむまで時間がかかることがあります。
・事前に根管治療(神経の処置)や土台(コア)の処置が必要となることがあります。
・入れ歯を装着していない時間が長いと、残存歯の傾きや損失、歯槽骨(歯を支える骨)の吸収などが起こることがあります。
・咬合が変化したり、固定源である残存歯が削れたり抜けたりした場合は、入れ歯の調整・修理が必要になることがあります。
・金属を使用する入れ歯では、金属アレルギーを発症することがあります。
・使用方法などにより、破損することがあります。
・定期的な検診・メンテナンスが必要です。